エンターテインメントに関わる仕事は東京に出てやらなければいけない、と言われることが多いですが、ネットの発達によりかなり軽減されています。まず作品を見てもらう事とコミュニケーションを取る事はサイトやSNSで可能になっており、その人が力を入れて人気の集まる物を作れるかが鍵です。しかし結局のところ、実際に東京で開かれるイベントに出展する事の威力は大きく、ネットも使いつつイベント出展を目指すという形が一般的となっています。東京のイベントに参加すれば、ファン以外でも大勢の人に見てもらえる機会があり、これはネットの比ではありません。
しかもメディアが来ていたり、イベントの主催が広報活動をしてくれたりするので、かなり大きな注目を集める可能性がある場なのです。ただ、地方から東京へ出展するために出掛けるというのが一苦労で、持ち運びもそうですが現地で使う備品にはレンタルを活用する事になります。たまのイベントなのでお金を貯めている人も多いですが、出展料以外に交通費、そしてレンタル使用料もほとんど前提となる出費です。現地では机や椅子、壁に棚に金庫なども必要になりレンタルする事になります。
持って行けるものは出来るだけ持って行きたいのですが、新幹線移動の場合は手で持てるものに限界もあるでしょう。そもそも作品をたくさん持って行きたいのですから、それ以外のものは現地で調達し、現地で使用終了して返却出来る方がいいのです。